きりもん(@kirimonsan)です。
このブログは、38歳3人家族の平均的サラリーマンが53歳でFIREするまでの記録です。
「節約と積立投資」という誰もが再現可能な貯蓄方法を実践することで、皆さんの資産形成のお役に立ちたいと思います。
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きりもんは53歳(2036年)から終の住処を探すために夫婦で日本中を巡りたいと考えています。56歳(2039年)には移住先を決めて、その街へ移り住む計画です。日本中を巡るにあたって候補先や行き先を選ばないといけないし、そのための準備も必要です。
移住で後悔しないためには、事前の準備が必要だと思っています。「何から始めればいいのか?」、「どんな手順で進めていくのか?」移住を考えだすと悩みがたくさん出てきます。
きりもんは、移住について現在進行形で調査、勉強中ですが、移住計画の手順や注意点について整理しました。移住計画で何をしたらいいのか考えた際に参考にして頂ければと思います。
移住を成功させるための事前準備
第一ステップ ~目的をはっきりさせよう~
移住を成功させる第一ステップは、移住の目的をはっきりさせること。
移住の目的は千差万別。100人移住を考えている人がいれば100の移住の理由があるはず。でも憧れや勢いだけでは移住は出来ない。移住するまで時間はあるはず。
移住してから失敗しないためにも、移住の目的を明確にしておく必要があるかと思います。
なぜ移住したいのか、どんな暮らしがしたいのか。移住後のライフスタイルを妻とすり合わせをして、目的、歩調を合わせていこうと思っています。
家族やパートナーの協力がなければ成功させるのは難しいと思っています。時間を掛けて話し合い、意見を統一していく過程が大切。
移住は自分1人の問題ではありません。移住に関わる全員の意見を聞いておく必要があります。移住は一生を左右するイベントであり、「今までの生活に戻りたい」と思っても、なかなか戻せない可能性もあります。特に田舎暮らしの場合、病院などのインフラ関係で都市部と異なる場合もあります。家族で移住のメリットとデメリットを話し合っておきましょう。
また、歳を重ねたり、環境の変化から考え方が変わったりすることもあるかと思います。時間を掛けて話し合い、お互いの「ゆずれない何か」を確認して、夫婦の向かうべき方向性を再確認したいところです。
きりもんママとは、最近この手の話しが出来ていないので、改めて二人で会話したいと思っています。
ステップ3 ~移住先の情報を集める~
移住先をある程度絞れたら移住先の情報を集めます。効率よく情報を入手するには、インターネットの利用は必須。各自治体のホームページ、移住ポータルサイトを見ていきます。とはいえ、もっと深い情報が欲しいなら、移住相談窓口に足を運んで相談する方がいいかなと思っています。
具体的に興味が出てきた地域があれば、その自治体の支援制度を確認したいと思います。各自治体は、移住者のためのさまざまな支援制度を用意しており、相談する際には支援制度もしっかり聞いておきたいところです。
東京の場合、移住に関する窓口はたくさんあります。代表的なのは、ふるさと回帰支援センターでしょう。東京・有楽町にある移住センター、各自治体の相談員と移住の相談が出来て、地方移住のセミナーも年間350回ほど開催しています。
ステップ2 ~移住先を決める~
移住の目的がはっきりしたら、次は、「その目的を実現できる移住先」を探すことになります。
移住先を探すにも、突然知らない土地で暮らすにはハードルが高いので、「お試し」期間を設けてみることもひとつの方法かと思います。調べてみると移住にもいろいろな制度があることが分かりました。
都道府県 | 市町村 | 制度名 |
北海道 | 美瑛町 | 美瑛町暮らし体験 |
福島県 | 会津若松市 | 会津移住体験ツアー |
栃木県 | 那珂川町 | おためし田舎暮らし体験 |
山梨県 | 都留市 | 都留市お試し住居 |
静岡県 | 東伊豆町 | お試し移住体験 |
兵庫県 | 朝来市 | あさご暮らし |
岡山県 | 津山市 | 津山市トライアルステイ |
愛媛県 | 西条市 | お試し移住用住宅「リブイン西条ハウス」 |
佐賀県 | 基山町 | 【トカイナカ】暮らし体験! |
鹿児島県 | 伊佐市 | 伊佐市定住体験実施中! |
移住の方法についてもいくつかあったので代表的なものを調べてみました。
- 2拠点移住
都会に拠点を持ちながら、地方にも生活拠点を持つ暮らし方。 - 2段階移住
移住候補地の近くの都市部へ移住し、そこから候補地に通って暮らしの準備をする方法。 - 期間限定移住
「冬の間だけスキーが楽しめる山間部へ」など、季節や期間を決めて移住する。
2拠点移住は平日は都市部、休日は田舎といった使い方が出来ますね。季節限定移住は自分の興味のある時期だけ移住先へ移るので、少しずつ慣らしていく意味では、移住のハードルが低いかと思います。
自分の目的合った移住先を探す移住マッチングサイト「ピタマチ」で理想の暮らし診断を試してみてもいいかもしれません。
いくつかのアンケートを答えると理想の暮らしで大事にする「軸」とキーワードを教えてくれます。ちなみにきりもんの場合は、以下の軸とキーワードでした。
ステップ4 ~資金計画をたてる~
移住にあたり、引越し費用はもちろん、移住先の暮らしを整えるお金が必要です。また移住後の生活設計もしっかりとたてておきたいところ。移住先の支援制度を最大限活用して無理のないプランニングを立てたいと思います。
移住にかかる必要は、引越し費用、住居関連費用、自動車関連、家具・家電の購入費など、出費は合わせて100万円を超えることになるかと思います。古民家などに住む場合は、リフォーム代も必要となるので、そのあたりの費用も考慮して資金計画は立てたいですね。
また、水道・ガス代、自動車関連費用など移住後のランニングコストが都市部より高額な場合もあるため、しっかり試算しておく必要があります。
ステップ5 ~現地に足を運んでみる~
いつまでも東京で考えていても仕方がありません。実際に移住先を訪ねて、どんな土地なのかを見極めることが大切。
居住環境は?交通の便は?日常的使いするお店はあるのか?どんな人たちが暮らしているのか?など。何度か足を運んで、四季の変化や街の雰囲気を体験するのも必要かも知れません。
移住を前提にその土地を訪ねる場合、交通費や宿泊費を支援してくれる制度もあります。ありがたいですね。また、移住希望者のために短期間から長期間まで利用できる「お試し住宅」を用意している自治体が多くあることが分かりました。実際の暮らしを体験すれば、よりその土地が見えてくるのでいい制度だと思います。
いきなり申し込みを行うことに躊躇する場合は、セミナーや相談会・体験プログラムを利用するものアリだと思います。
ニッポン移住・交流ナビ JOINの「イベント情報」から移住セミナー・相談会、体験プログラムなどを探せるので、興味を持った地域のイベントを探してみてもいいでしょう。
WEBマガジン「Furusato フルサト」の移住関連イベント情報から各地の移住体験住宅やツアーに申し込みが出来るので登録しておいて損はないかと思います。
こうやって、移住に向けての情報を仕入れて、少しでも、着実に移住成功の確率を上げていきたいと思っています。
ステップ6 ~現地の仕事を探す~
暮らすためにはお金が必要。移住先での収入源を確保しておくのは必須でしょう。セミリタイヤの場合でもいつでも働けると思えるだけで、収入に関するストレスは減らせるかと思います。
地元の企業に就職したいならハローワークへ。起業を考えている人や、農業や漁業などを希望するなら、自治体の支援窓口を訪ねることになるかと思います。支援制度含め活用できる制度がないか調べるようにしたいと思います。
その土地ならではの就業支援もあるかと思います。特に農業や漁業を主産業としている自治体は、希望する移住者に対して、数年間の収入を保証するなどの条件で研修制度を用意していることもあります。まずは各自治体のHP等で確認し、実際に移住センターの担当者に聞いてみたいと思います。
就業についての選択肢はさまざまあるようです。例えば、
「Local+就活」Lo活では、学生や若手社会人を対象に、自治体別の企業紹介や地方で就活するための情報を提供しています。農業に興味があれば、全国新規就農相談センター「農業をはじめる.JP」で新規就農を目指す人を対象に求人情報、インターンシップや就農準備校など農業体験の募集情報、イベント開催情報を調べること出来ます。また、漁業に興味があれば、全国漁業就業者確保育成センター「漁師.jp」で全国の漁師の求人情報や支援制度、求人フェアの開催情報、仕事の様子などを見ることが出来ます。
ステップ7 ~現地の住まいを探す~
移住に向けて調べる中でポイントになるのは住まい探し。現地情報に詳しいその土地の移住相談窓口に相談するのが情報量や伝手から得策ですが、ウェブサイトで情報収集をしたり、地元の不動産会社や地元の方に聞いてみる方法もあるかと思います。
賃貸、購入どちらにしても、近隣の環境含めて物件は目で確かめてから契約しましょう。
移住先の住まい探しでは空き家バンクを活用したいところ。賃貸や売却を希望する家の所有者から収集した情報をウェブ上で公開しています。空き家に住みたい人向けに紹介する目的に全国の自治体が実施しているようです。大手だとLIFULLやat homeが全国ネットで情報収集と公開を行っています。
ステップ8 ~移住生活をスタート!!~
移住先で気持ちよく暮らすためにはご近所付き合いも大切でしょう。あいさつ回りをしたり、地元の行事に参加したりして、積極的に地域に溶け込む必要があるかと思います。
移住の際に必要な手続きは、一般的な転居の手続きと同じく、転居届、転校届、ガス・水道・電気の移転連絡、銀行・保険などの住所変更など、さまざまな手続きがあるので漏れなく手続きを行っていきましょう。
ご近所付き合いという意味では、町内会への所属や、夏祭りの運営、消防団に加入参加するなど、その土地の住民になるための手続き、礼節があることを知っておきたいですね。
まとめ
移住を成功させためのヒントをまとめてみました。ただ住む家や暮らす街、働く場所を変えるだけじゃなくて、目の前に新しい世界が広がっていると考えるとわくわくしてきますよね。
きりもんの場合は、53歳以降の移住を想定しているので、いますぐにという訳ではありませんが、それでも今から移住に向けての情報収集や移住先に必要な条件を話しておくといった準備は可能だと思っています。
パートナーとの会話はタイミングが大事だと思っていきます。移住についていきなり会話をするよりも事前に妻の意向を聞きつつ移住について雰囲気を醸成して提案に結び付けるほうが、我が家の場合はいいのかなと思っています。
他にも、移住に必要なお金を時間を掛けて準備出来るのは、強みと考えれるかと思います。
これからの将来を楽しくするのは自分しかいません。ぜひ、ワクワクした楽しい将来のために準備していきたいと思います!!
今回もお読みいただきありがとうございました。
少しでもお役に立てたら嬉しいです!
それでは、また!!
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