【中学受験】私立中学合同説明会に初参加!服装、参加のメリットや活用方法、質問について

こどもの中学受験を考えるため、家族3人でこども学びフェスタという私立中学合同説明会に参加しました。

初めての参加でしたが参加してよかったと思いました。いい刺激になりました。

私立中学合同説明会に参加するメリットや活用の方法について、きりもんさんなりに整理してみましたので共有したいと思います。

服装や持ち物について、会場の雰囲気含めてどういった服装の方が多いのかまとめています(全然カジュアルな服装で問題ないです)。

初めて合同説明会に参加される方の参考になればと思います。

目次

私立中学合同説明会とは

私立中学合同説明会とは、私立中学が一同に集まり、ブースで個別相談ができるイベントです。いくつか呼び方があるようですが、「相談会」「フェスタ」「進学フェア」などが多いです。

5月より本格的に開催され秋ごろまで行われています。大規模なものでいえば、毎年5月中旬に東京国際フォーラムで開催される東京私立中学合同相談会が有名です。そのほかにも私立男子中学や私立女子中学のみを集めた相談会があったりもします。

主催者は、私立中学高等学校協会であったり、大手学習塾であったりと様々。150を超える学校が集まる大規模な相談会から小規模な相談会まで多種多様です。

私立中学合同説明会当日の様子、流れについて

合同説明会の当日のシステムは以下の通りです。

  • 時間指定の入れ替え制。
  • 気になる学校のブースに座ると用紙に記入。
  • 学校側よりパンフレットに沿って学校の説明を受ける。
  • 学校の特色や力を入れている事などの説明を受ける。

今回の私立中学合同説明会は3時間の入れ替え制でした(事前予約時に来場の時間枠を指定します)。

時間枠は、10時~13時、11時~14時、12時~15時、といった感じです。

気になる学校のブースに座ると、住所、名前、学年、小学校名、塾名を記載する用紙に記入します。後日、学校説明会の案内や資料などを郵送されてくるそうです。

用紙を書き終わり提出すると、先生から話しが始まります。学校の説明、教育で力を入れていること、入試スケジュールなどです。学校側がパンフレットなどに沿って話してくれるので、こちらは聴くスタイルとなります(学校側のPRタイム)。

説明が終わると、こちらが気になっている事や質問などを行います(質問タイム)。

1ブース15分~20分くらいでしょうか。話が終わると席を立って、他のブースに移動します。

私立中学合同説明会に参加する際の服装、持ち物は?

今回、どんな服装でいけばいいのか少し悩みましたが、カジュアルスタイルで向かいました。

キレイめカジュアル、カジュアルの定義など主観の部分がありますので、会場内の写真から雰囲気をご確認頂けたらと思います。

あくまできりもんさんの見た感じですが、来場されている方々の服装のカテゴリを整理してみました。

【母親の服装】
・キレイめカジュアル:3割
・カジュアル:7割
【父親の服装】
・スーツ:1割
・キレイめカジュアル:2割
・カジュアル:7割
【子どもの服装】
・制服:1割
・キレイめカジュアル:1割
・カジュアル:8割

カジュアルスタイルのご家庭は親子ともにカジュアルな服装が多いかなーという印象です。

母親がキレイめカジュアルだと、父親はスーツ、もしくはキレイめカジュアルが多い印象でした。たぶん、母親に合わせているんでしょうね。

子どもの服装は、カジュアルがほとんどでした。学校の制服で来ている家族もいましたが、男の子はトレーナーやTシャツにパンツ姿、運動靴。女の子もカジュアルが多かったですが、ワンピース姿で髪型をアップにしていたり、男よりも整っている子が多かった印象でした。

持ち物は、パンフレットを頂くので、書類関係が入るトートバックと筆記用具を持参しました。

受付でビニール製の手提げ袋は頂けるのですが、各校のパンフレットや資料を複数頂くので書類が入るカバンはあったほうがいいかも、です。

私立中学合同説明会に参加するメリット

私立中学合同説明会に参加した感想として、中学受験を考えているなら合同説明会には参加しておいた方がいいな、と感じました。

以下、合同説明会に参加するメリットをまとめてみました。

  • たくさんの学校の情報や資料を一度に収集できる  
  • 子どもが学校選びに興味を持つ
  • たくさんの学校の方針を聴ける
  • 突っ込んだ質問が出来る
  • 各校を比較しやすい

それでは、一つ一つ見ていきたいと思います。

たくさんの学校の情報と資料をまとめて収集できる。

学校が一同に集まるので、気になる学校の情報やパンフレット、資料を一度に集めることが出来ます。

学校のパンフレットや資料は個別で依頼をするか、学校見学会に参加するなど、各校毎に手続きが必要です。手間であったり、時間が掛かったりとパワーが掛かります。

合同説明会だと、ブース毎に各校の資料を頂くことが出来ます。

学校の方にお願いすればパンフレットだけ頂けたり。ちょっと気になるなーという学校の資料も、(気持ち的に)手に入りやすいかと思います。

子どもが学校選びに興味を持つ

興味のある部活動があったり、制服がかわいいなど、子どもが学校に興味を持ちました。

学校側もよくわかっているのか、子どもが気になるようなキーワードをふんだんに準備しています。海外留学、修学旅行、野外活動、チアリーダー、テニスなど。女の子へのアピールとして、制服を展示していたり。

子どもが「この学校に行きたい」と言って、自主的に勉強を頑張ってくれるなら、親としてもオッケーですね。

たくさんの学校の方針を聴ける

学校の方針やプチお得情報を聴くことが出来ました。

直接、話を伺えるので、資料だけだと分からない大学受験の方針など聴くことが出来ます。例えば、推薦入試重視の学校は、高校生活の過ごし方に重きを置いていたり、受験勉強の頑張りは社会に出ても役に立つとの考えで受験勉強を重視している学校もあったりします。

プチお得情報とは、例えば、学校見学会で予約が取りやすい時期やSNSでのみ発信している小規模見学会の存在など教えてくれたり。

こういった情報を知ることが出来るのは、合同説明会のメリットだと思います。

突っ込んだ質問が出来る

親や受験者との向かい方、学校側の姿勢が分かる(学校でトラブルがあった際の対応が垣間見える)。

各ブースには主に広報担当者がいらっしゃったり、中には校長先生や教頭先生が参加されています。当たり前ですが、リアルな「学校の先生」がブースにいます。先生と直接お話しできるチャンスを逃さないように色々とあれこれと聴いてみたいところ。

先生のお話しから、生徒や親にどのような向き合っているか先生の学校運営の参加レベルを聴き出しましょう。先生との会話で感じた直観は入学後のトラブル対応時の参考になるはずです。

企業のリスク管理と同じく平時の対応は事故やトラブルがあった時の参考と同じですね。

各校を比較しやすい

学校の人気、学校の違い、学校の意欲を比較できることが分かりました。

各校が一同に集まるので、どうしても人気のある学校、そうでない学校で濃淡が現れます。人気のある学校にはたくさんの人が集まります。また、そういった学校は勢いがあったり、進学率などに表れやすいです。評判が評判を呼び、よりよい生徒が集まり、そうでない学校との明暗がはっきりしているような気がしました。

今回、私立中学合同説明会に参加して、人の集まり具合で判別できる部分も多いなと思いました。こうした「人気校」と気になる学校については、会場で資料をもらっておいて損はないはずです。

私立中学合同説明会の活用方法

せっかく時間を取って参加するならば、この機会を最大限活用したいところ。私立中学合同説明会の上手に活用するポイントをまとめました。

  • 事前に話を聞きたい学校、気になる学校をチェックし、当日積極的に質問をしてみる。
  • 質問は事前に準備して、学校ごとに同じ質問を行い、返答が納得できるか。
  • 子どものやる気を出させる(かも)。

事前に話を聞きたい学校、気になる学校をチェックし、当日積極的に質問をしてみる。

たくさんの学校が一同に集まりますが、気になる学校は数校だと思います。その数校の学校には積極的に質問や先生の雰囲気を確認し、受験候補校として見極めていくのかなと思います。

逆に、先生の回答や雰囲気から違和感を感じるようならば、学校説明会など別の機会に改めて質問を行うことになるかと思います。

質問は事前に準備。学校ごとに同じ質問を行い、返答が納得できるか確認してみる。

参加にあたって以下の質問を考えていました。当日どの学校にも同じ質問を行いました。

  • 学校の理念、理想とする生徒像について
  • 下校時間について(遅いのか比較的早いのか)
  • 進学に関する考え方とアプローチ
  • 生徒の成績に対する取組みとサポート策
  • 学費以外にかかる費用

ご対応頂いた先生によって濃淡はあるかと思いますが、学校の理念がきちんと浸透しているか、教育を通じて理想の生徒像をどうやって育てるか、分かる部分は多いと思います。

下校時間や進学に関する考え方など、学校によって千差万別でした。ご自身の考えと照らし合わせてみると興味深いと思います。

子どものやる気を出させる(かも)

子どもが学校に興味を持つポイントと親が受験させたい学校のポイントは違っています。

一方で、子どもが受験する動機付けを持ってもらうために、たくさんの学校を見てもらう、知ってもらうことは大事かなと感じました。

繰り返しになりますが、子どもが「この学校に行きたい」と言って、自主的に勉強を頑張ってくれるなら、親としてもオッケーなのです。

まとめ

昔は塾などがある程度、受験する学校の道すじを立ててくれたと記憶していましが、今は自分たち自身が受験したい学校を探す時代のようです(万一、不合格になると塾側の問題にも繋がりかねないようです)。

親子で納得のいく志望校選びをするためにも、情報収集は重要です。志望校に不安が残ったまま子どもに受験させたくありませんよね。一度にたくさんの学校情報を集めることが出来る合同説明会は、時間的にメリットがあります。

志望校を決めていなかったり、何を質問してよいかわからない場合でも、ラフに参加できる合同説明会は学校選びの第1歩として最適だと思いました。

合同相談会を上手に活用することで、新たな出会いや発見があるかも知れません。

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このブログの管理人

サイト来訪ありがとうございます。
きりもんさんです。東京で家族3人仲良く暮らすパパです。
最近、53歳でセミリタイヤを行うべく貯金生活を始めてみました。
貯金リテラシー低かったこともあり、試行錯誤、四苦八苦しながらですが、
コツコツと歩みを進めていきたいと思ってみます。

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