年末年始のこのタイミング、昨年一年間の振り返りと今年の目標を考える方も多いと思います。
日常の中で振り返りの課題と言えば、昨年1年の家計簿や貯蓄の状況。
お金の使い方について反省や今年の目標を考える絶好のタイミングだと思います。
前回は「特別費」について整理しましたが、2022年の特別費は結構な大金を使っておりました。。。
だいたいは住居関係で更新料や引っ越しに掛かる費用など一時的な要因によるもの。ほかにも旅行関係や親せきのお祝いなお。支払いの都度だと何とかなっていますが1年振り返ると多額の支出となりました。
憂鬱です。。。
もう少しコントロールできていれば貯蓄額は増えていたかも知れません。
2023年こそは貯金を頑張りたい!貯金を増やしたい!と思えるよう、改めて貯蓄の目標を明確にしてモチベーションを保てるようにしたいと思います。
ということで、家計管理を頑張る「目標」設定について整理したいと思います。
目標は「短期・中期・長期」で整理する
貯蓄の目標は「短期・中期・長期」の3つで分けると整理しやすいかと思います。
我が家は以下の整理で行っています。
<長期目標>
我が家の場合、長期の目標は「FIRE・セミリタイヤ資金」です。
わたし達は8歳歳の差夫婦、老後の時間を確保するため53歳までの残り13年間で5,500万円貯めることを目標にします。
11月末時点で2,240万円ほど貯まっているので残りは3,260万円となります。
<中期目標>
我が家の場合は「教育資金」となります。
子どもが大学に上がる18歳までに600万円の貯金が目標。
現在340万円程度貯まっているので、残りは260万円となります。
学資保険で全額カバーする予定です。
<短期目標>
我が家の場合は、「家族旅行や家電の買い替え」など5年以内に使うお金としています。
例えば、家族旅行、帰省代、ふるさと納税などが1年以内に使うお金の準備、5年以内のお金として海外旅行や家電買い替えなどでしょうか。
貯蓄の範囲は広いのですが、だいたい年間で70万円~100万円くらいの支出(貯蓄目標)となっています。
これら3つの目標は毎月の給料からの積立とボーナスからの積立で準備しています。
月単位・年単位で目標貯金額を決定する
目標を整理すると将来の期日から逆算して年間でいくら貯めればよいのか、月単位で必要な金額はいくらなのか整理します。
我が家の場合だと、
長期目標→3,260万円÷13年÷12カ月=月21万円
中期目標→260万÷8年÷12カ月=月2.7万円
短期目標→80万÷12カ月=月6.6万円
合計30.3万円と必要で年間では約364万円です。
我が家の手取り月収で全て準備するのは難しいので毎月の給料とボーナスの両方で貯金しないと目標金額に届かない計算となります。
本当は給料から準備してボーナスは自由資金とした方が安定してお金を貯めることが出来ます。ボーナスはどうしても業績連動の部分が大きく年によって支給額が大きくブレるからですね。
とはいえ、そんなことも言ってられない金額なので、優先度の高い貯蓄は給料から準備してそれ以外の貯蓄はボーナスから準備するようにしています。
その目標、どうすれば達成できる?
(強制的に)目標が明確になると、各家庭ごとの感想は違ってきます。
このままの生活じゃ無理そう…。。。
もしくは、何とかなりそうだ!!
と思うわけです。
我が家の場合は、子どもが生まれるまでの金銭感覚だと、こんな金額準備するのは無理やで…というのが正直な感想でした。
それでも、少しずつ支出を見直し、収入も増えていくタイミングだったこともあり、現在はなんとかなりそうだ!!に変わってきました。
収入を増やす努力と支出を減らす取り組みこそ、貯蓄の近道だと思っています。
まとめ
貯蓄を頑張ろうと思っても、何のために、いくら、いつまでに貯める必要があるのか。が、明確にならないとモチベーションも続かず、結果的に三日坊主で終わることになるでしょう。
逆に意気込み過ぎてしまい、行き過ぎた節約で毎日の生活が荒んでしまったり、家族から反感を買ってしまったりする可能性もあります。
まずはうまく、無理なく貯蓄が出来るように軌道に乗せることを目標にしましょう。
そのためにもまずは貯蓄を始める前に「貯蓄の目標」を整えることをお勧めします。
・貯金して何に使うのか(資金使途)。
・いつまでにいくら貯めればいいのか(貯蓄ピッチ)。
・どんな方法で貯めればいいのか(貯蓄の方法)。
目標を明確にすると思考が変わり行動が変わってくるかと思います。
ぜひ、今年も実りある家計管理と貯蓄が出来る1年にしたいところですね。
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