不満が残ったファイナンシャルプランナーとの面談

先日、ファイナンシャルプランナー(以下、FPさん)と面談しました。

FPさんと面談するシチュエーションって、結婚してパートナーとお金について話し合ったとき、保険を見直したいとき、家を購入するとき、など、人生の節目でお世話になることが一般的かと思います。

今回、利用している銀行から提携するファイナンシャルプランナー企業からマネープランの提案をしたいとの電話がありました。電話では、何度でも、無料で、作成するとの説明でした。マネープランの中で提案できることがあれば必要なご提案をしたいとも。

この手の話しはだいたい保険の勧誘なのでお断りしようと思いましたが、自分が考える将来プランが成り立つのか、確認してみたいと思い、お会いすることを了解しました。

当日、質問したい内容があれば先に伺いたいとの趣旨で、いくつか項目から「老後の資産形成」とお伝えしました。

これからFPさんと面談するかも、面談予定の方の参考になればと思います。

目次

面談の流れ

2回に分けての面談となりました。合計3時間30分~4時間くらい。

おおまかな流れは以下の通りです。

面談1回目:顔合わせ、ヒアリング

ヒアリングした情報からマネープランを作成

面談2回目:マネープラン説明と修正、保険提案

修正されたマネープランを郵送で受け取り

こんな感じでした。

面談の内容(1回目)

顔合わせでFPさんから受けた説明です。

  • 会社の説明
  • 面談の背景と趣旨
  • 必要があれば保険などの提案を行う

説明が終わると、さっそくヒアリングを受けます。
ヒアリング内容は以下4点です。

  • 額面収入と手取り収入について
  • 支出について
    (基本生活費、住宅費、教育費、年間の旅行費、その他支出について)
  • 家族構成、持ち家or借家、子どもの進学プラン
  • 貯蓄・運用状況、奨学金を含めた負債の有無

自宅最寄りのファミレスで面談。面談時間は2時間くらいでした。
平日夜の夕食の時間帯。それなりに混んでいる中での顔合わせでした。

面談の内容(2回目)

約1週間後、同じファミレスで面談。FPさんから早速マネープランの説明があります。

説明ではないですね、作ってきたマネープランを見せて、数字に違和感があるかないか確認を受けました。こちらから数字の指摘を行ったところ、改めて修正して郵送するとのことでした。

あとは、保険の提案です。
説明を受けた保険は、医療保険、がん保険、就業不能保険、変額保険とほぼフルラインナップ。

ライフプランの説明はなしでした。

面談時間は1時間30分程度。
ライフプランの時間は5分くらい。1時間25分は保険の説明を受ける時間でした。

何を伝えればいいのか

今回のFPさんとの面談の反省から、FPさんと面談するにあたり、事前に準備しておく情報や面談時に何を伝えればいいのか、整理しました。

  • 源泉徴収票ベースの額面金額、手取り金額
  • 保険契約内容(保険料、契約日、払込完了日、満期日、保障内容、受取時期・金額
  • 保有する資産の内訳(預金残高、夫婦のNISA・iDeCo残高、保険の解約返戻金額など)
  • 相談(依頼)したい内容
  • FPさんへの質問事項

このあたりを準備しておけば、1回目の面談はスムーズに進むかなと思いました。

反省は、面談の際に相談したい内容を改めて伝えておけばよかったと思いました。そうすれば、マネープランで抑えるべきポイントと提案してもらう内容も少しは違ったかなと。

というか、普通はFPの方から改めて確認すると思うんですけどね。。。

あと、持ち出すことに不安がなければ、保険証券と源泉徴収票を準備しておけば間違いがないですね。

面談した感想(ご不満)

ここからは面談したFPさんへの不満です。
ご趣旨に合わなければ、読み飛ばして頂ければと思います。

ファミレスにはFPさんが先に入店しており、こちらは遅れて入店しました。が、入った瞬間に目を疑いました。席を挟んで奥側がソファ席、通路側が椅子の席でしたが、なぜかソファ席で待機しているFPさん。
頭に??が付きました。

名刺交換の際にため息をする、混雑する店内なのにヒアリングした家族構成、年齢、年収などパーソナルな部分を大きな声で繰り返すFPさん。自宅最寄りのお店なのに勘弁してほしい(ヒアリングシートなどあればいいですね)。

大ざっぱで機械的な質問で、質問する趣旨、狙いの説明がないので、本当にマネープランが出来るのかと不安っていたら、やっぱり現実的にはあり得ないマネープランでした(こちらから質問の趣旨を聞き返しえて答えを訂正することもしばしば)。

2回目の面談も、着席の位置関係がおかしい(やっぱりFPさんが奥側)。

マネープラン説明では、FPさんから「現実的にあり得ないマネープランなので、あまりアテになりませんから。」から説明開始(せめて、どうあり得ないプランになったのか説明してほしい)。

マネープランの時間は全体の5分だけ。残りはずっと保険の説明。しかも資産形成に関係ない保険がほとんど。老後の資産形成については言及なし(こちらの意向はどう整理したのか教えてほしい)。

個人を相手とした営業の常識を感じ取れなかった「外れ」のFPさんだったなと思いました。

まとめ

ファイナンシャルプランナーとの面談の話でした。

お会いする中で違和感を感じたら途中で切り上げることも必要だと思いました。4時間近い時間とドリンク代を返して欲しい(こちらのドリンク代は自分持ち)。

逆に、上記ご不満と逆のFPさんならそこそこ話せるのでは、と思います。

無料より高いものはない。と感じた経験でした。

皆さんがFPさんと面談する際のヒントになればと思います。

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このブログの管理人

サイト来訪ありがとうございます。
きりもんさんです。東京で家族3人仲良く暮らすパパです。
最近、53歳でセミリタイヤを行うべく貯金生活を始めてみました。
貯金リテラシー低かったこともあり、試行錯誤、四苦八苦しながらですが、
コツコツと歩みを進めていきたいと思ってみます。

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