2024年は、貯蓄生活を始めて4年目となりました。
昨年は株価上昇と為替が円安に進んだことから、目標を大きく超える3,100万円まで資産残高を伸ばすことができました。
今年の運用目標は「入金力の維持とアロケーションを整える」を掲げたいと思います。
資産は増えましたが見方を変えると、ただ運がよかっただけ。相場が悪くなれば一気に資産は減ると思っています。今のうちに整えるべきことは整えたい、そんな1年にしたいと思っています。
投資戦略を考えて記事にする事で、今年1年間、軸を持った投資が出来るんじゃないかと思っています。
今年の入金力について
まずは今年の入金力についてです。
子どもが大きくなりました。お付き合いも増えました。以前に比べて投資への入金が厳しくなっていますが、今年の入金目標額は最低限維持したい保守的な金額です。
【毎月】
給料: 8.5万円(+2.0万円)
DC : 2.7万円(±0.0万円)
保険: 0.0万円(▲2.0万円)
合計:11.2万円
ボーナス:55万円(年2回)
年間244万円の入金力となります。個人的にはもっと入金したいのですが子どもの教育費がどれだけ掛かるか分かりません。収入の伸びは期待出来ないのでギリギリの入金力となるでしょう。
これまで変額保険に加入してきましたが、NISAでの運用へ切り替えるため、解約予定です。NISA枠の拡充から、老後資産はNISAで十分でしょう。変額保険の運用はコストが割高ということも分かり、継続する理由がなくなったのが正直なところです。以下の記事で整理してみたので、お時間あれば、どうぞ。
他にもポイ活による収入があると思いますが、不確定要素が多い為、入金計画にも入れてません。
今年の投資方針
投資環境について
昨年は利上げ(高金利化)がマーケットの主役でしたが、今年の米国は既に利下げを織込み済。いつ利下げするかが焦点になっています。個人的には米国の景気減速を想定しているとも言えるので、必ずしも株価がプラスになるとは限りません。
一方で、日本株はマイナス金利の解除が想定されます。日米金利差縮小から円高進行が予想されます。昨年は円安で資産が大きく増えましたが、これから数年間は為替がマイナス要素になる可能性が高そうです。
株価低迷と円高が重なると、20~30%程度くらいは資産が減少するので注意が必要かなと思っています。
目標とするアセットアロケーション
今年の入金目標に沿って投資も無理はしない方針。
以前は入金力以上の投資を行ってきましたが、リスク資産が70%を超えているので、今年はアロケーションを整えたい1年にしたいとです。一方で、2024年は年間244万円の入金力を投資にどう生かすのか?
毎月の入金力11.2万円のうち、約5万円はきりもんさんのNISA積立へ、2.7万円はDC、残り3.5万円が貯金と配分します。夏冬ボーナスそれぞれ55万円から妻のNISA積立で30万円を残り約25万円は貯金となります。
年間累計でリスク資産への投資が約60%、無リスク資産は約40%となる基本シナリオとなります。ただ他に投資をしないわけではなく、相場を見ながら機動的に買い付けは行いたいと思います。
2024年末の資産配分は、リスクの高い資産である 株式 が全体の60%、無リスク資産40%のアロケーションを目指します。
目標総資産額
結論から言うと2024年12月末時点で3,406万円を目標にしたいと思います。
根拠としては、年始の資産3,100万円に年間の入金目標額244万円を利回り2%で運用する計算です。
入金力次第ではありますが、年間約400万円の資産増を目指します。
商品ごとの投資方針
ここからは、具体的な買い付け商品について整理します。
投資信託
資産形成のメインとなる商品。オルカン、S&P500、NASDAQの3インデックスファンドを購入します。
NISA(積立)
きりもんさん:S&P500インデックスファンド/5万円
ママ :オルカン/5万円
NISA(成長)
きりもんさん:NASDAQインデックスファンド
ママ :オルカン
NISA(積立)で毎月コツコツ積み立て投資していきます。銘柄はオルカンとS&P500。どっちがいいのか議論はあるようですが、個人的にはどっちでもいいのかなと思っています。投資をし続けることが重要かなと思っています。
NISA(成長)は、相場が前週対比5%以上下落した場合に発動します。銘柄はNASDAQとオルカン。ママはオルカン一本主義のようです。
相場が上がれば資産が増えるし、相場が下落すれば大きく買い増します。5%という設定を設けることで機械的に購入します。
ETF
投資信託と同じく資産形成のコア商品。従来の運用は投資信託のみでしたが、昨年よりETFも本格的に購入を開始しました。
ETFを購入する狙いは配当金を増やすため。配当金を貰いながらの運用が性格的にあっています。配当狙いのため高配当ETFへの投資となります。年間予算は100万円~150万円程度。この予算の範囲内で購入する予定。
買いの候補物件はいまのところVYMとPFFが本命どころ。現状、海外ETFのみ保有していますが、NISA(成長)枠による税制優遇から国内ETFでの購入も検討します。
価格目線は、VYMなら100ドル前後、PFFなら30ドル前後で買いを発動します。2024年は、基本的には天下泰平の相場推移を予想していますが、金融政策や景気動向で相場が乱れるタイミングもあると思っています。そんなタイミングで購入出来ればと思っています。
DC(マッチング)
60歳まで引き出しが出来ないのがネックですが、現役期間中の所得控除はふるさと納税と合わせてサラリーマンの強い味方です。購入する商品は外国株式インデックスファンドのみ。今年も掛け金満額積み立て予定です。
まとめ|2024年は来年以降を見据えた準備する1年に!でも、プラス成績は継続する
円高リスクはあるものの、今年の株式相場は天下泰平がメインシナリオ。本格的に株価下落が始まる前にリスク資産に偏ったアロケーションを整える1年にしたいと思います。
2024年は米国利下げから株式相場には追い風という考えもありますが、「金融緩和をしなければならない」=「経済低迷」とも言えます。
少々の株価下落は入金力でカバーし資産残高は昨年を上回る1年にしたいと思います。
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